DPC(診断群分類別包括制度)データに基づく『病院情報の公表』について
当院では、DPC(診断群分類別包括制度)データから全国統一の定義と形式に基づいた指標を作成し、皆さんに情報公開を進めています。
このたび、厚生労働省のテンプレートを利用した『病院情報の公表』のページを公開致しました。
この病院指標は、当院の特徴や急性期医療の現状を理解していただくことを目的として、患者数上位3疾患や、5大がんの患者数などをDPCデータに基づき掲載しています。
具体的に、DPC病院が情報公開するのは以下の7項目です。
- 年齢階級別退院患者数
- 診断群分類別患者数等(診療科別患者数上位3位まで)
- 初発の5大癌のUICC病期分類別並びに再発患者数
- 成人市中肺炎の重症度別患者数等
- 脳梗塞のICD10別患者数等
- 診療科別主要手術別患者数等(診療科別患者数上位3位まで)
- その他(DIC、敗血症、その他の真菌症および手術・術後の合併症の発生率)
ただし、DPC制度の対象外である、自動車賠償責任保険や労災保険、自費、24時間以内の死亡、新規高額薬剤使用の患者さんのデータは含まれません。
DPC(診断群分類別包括制度)とは
DPC(Diagnosis Procedure Combination)の略で、医師が決定した主傷病名に基づき、入院患者さんの一連の医療行為を、国が定めた1日当たりの定額の点数から入院医療費を計算する制度です。DPC対象となる患者さんは各種健康保険または医療保護の適用患者さんで、一般病棟に入院された方を対象とします。