鹿児島医療生活協同組合・霧島市国分中央にある国分生協病院。

院長あいさつ

 皆さんこんにちは。2014年4月から院長を務めることになりました。私は1987年に鹿児島大学医学部を卒業し、内科、呼吸器を中心に急性期疾患から慢性呼吸不全、じん肺、アスベスト関連疾患までを対象に診療し、ICD(院内感染対策医)や産業医活動にも関わってきました。

 私たちの病院がこの地に開設してすでに30年が過ぎましたが、この間、内科、小児科、外科を軸に一般急性期医療を中心に療養病床も併設して医療を展開してきました。霧島姶良地域の医療の特徴の一つは、約22万人の人口に対して救急医療供給体制が脆弱であることです。この状況に私たちの病院は医療連携を行いながら取り組んできました。たとえばCCUネットワーク(急性心筋梗塞受け入れネットワーク)はすでに運用して6年になりますし、2013年4月からの時間外救急車受け入れ輪番制にも参加しています。

 一方で、医療機関にかかりづらい状況が以前より顕著になっているように思います。時間外や重篤な状態で外来を受診する患者さんの中に、保険証のない方がしばしばいらっしゃいます。国民健康保険税が高くて払えない、でも生活保護も受けられない方々です。おそらく病院にもかかれない方々もいらっしゃるのではないでしょうか。国民には平等に生存権があります。私たちは医療が平等に受けられるよう運動を進めていきたいと考えています。

 4月からは消費税が8%に値上げされ、診療報酬も改定されます。病院経営はさらに厳しくなります。その様な中でも、私たちの病院は地域の医療機関と強く連携し、組合員さんや霧島市民の方々と深く結びついて、安心して住みよいまちづくりを医療の分野から進めていきたいと思います。よろしくご指導、ご鞭撻のほどお願い致します。

 

                                                                         2014年4月

                                                   国分生協病院

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                                                   院長 山下 義仁(やました よしひと) 

 

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