
総看護師長 岩元ゆかり
地域に寄り添い信頼される看護・看護を目指して
当院は1982年に開院し、2017年11月に現在の場所へ移転しました。これまで歩んでこられたのは、地域のみなさま、関係機関のみなさまのあたたかいご理解とご支援があったからこそと、心より感謝申し上げます。
地域の高齢化が進み、医療に求められる役割も大きく変化しています。病気を治すだけではなく、その人らしい生活を支え、住み慣れた地域で安心して暮らし続けられるよう支援することが、これからの医療・看護には欠かせません。「その人らしさに寄り添い、責任ある質の高いケアを実践します」という看護部理念のもと、日々の看護・介護だけでなく、健康づくりや居場所づくりにも力を入れています。一人ひとりの思いに耳を傾け、安心できる関わりを大切にしながら、地域のみなさまの暮らしに寄り添う存在でありたいと願っています。
また、患者さんやご家族が安心して足を運べることはもちろん、地域の開業医の先生方からも「相談しやすい」「紹介しやすい」と感じていただけるような、あたたかく親しみやすい病院をめざしています。
これからも、「笑顔あふれるまちなか病院」として、地域のみなさまに信頼される病院をめざしてまいります。
その人らしさに寄り添い、責任ある質の高いケアを実践します。
【基本方針】 1.専門職として自律し自己研鑽に努めます。 2.実践から学び根拠に基づいたケアに努めます。 3.信頼できる仲間と協働し、地域での生活を支えます。
看護部教育方針

新卒看護師研修
「屋根瓦方式」と呼ばれる新人教育体制で、教える側と教えられる側が『共に学ぶ・一緒に考える』環境を大切にしています。
看護師として「一生涯勉強し続け、知識や技術の習得に努めること」が必要とされている職業において、当院は私たちの看護の指針である医療福祉生協の「いのちの章典」や「民医連の看護の3つの視点と4つの優点」、看護協会の「看護師の倫理綱領」などを基礎にして、患者の健康問題を生活の視点から捉えて看護実践できる担い手育成を看護部全体で取り組みます。
新卒看護師の1年間
1年間を4期に分け、それぞれ各期で総括研修を行います。
| 第1期(4月~6月) | 基礎研修の位置づけで、6月に技術の総括研修を行います。 |
|---|---|
| 第2期(7月~9月) | 受け持ち業務を行いながら、プライマリーナーシングについても学びます。 |
| 第3期(10月~12月) | 医療生協や社会情勢について学び、外部講師を迎え全体研修会を行います。 |
| 第4期(1月~3月) | 看護過程に沿って症例をまとめ、ナラティブや看護観について考えます。 |
2018年12月の「社会情勢とディベート」での研修風景
企画1では、①憲法・②地域医療構想をテーマに各グループ調べて発表を行いました。
それぞれ大きなテーマで、調べてまとめるのも大変でしたが、分かりやすくポイントを絞って発表しました。緊張しながらも丁寧に説明できました。

企画2では、ディベートを行いました。
テーマは、①「憲法9条の改正が必要」・②「地域医療構想で2025年までに病床15万削減は必要である」とし、肯定派、否定派共に調べてきた資料を基に立論を発表しました。
それぞれ大きなテーマで、調べてまとめるのも大変でしたが、分かりやすくポイントを絞って発表しました。緊張しながらも丁寧に説明できました。
言葉だけでなくパネルなど利用して、視覚にも訴えました。



科学的看護に基づいた日常生活援助や生活と労働の視点で捉える疾病観と看護について学び、実践します。集合研修では、事例検討や体験学習から学びを深めます。
リーダーシップと退院支援について学びます。フィールド研修として、在宅療養を支える事業所(訪問看護・往診・ケアマネージャー)で密着研修も行います。
自主企画では、学びたいテーマについて自主的に学習する時間を設けています。



4・5年目研修、中堅研修、ベテラン研修、既卒看護師研修など、年間計画に基づいて、段階に応じた研修を行っています。また、学会や研究会、看護協会の研修など院外研修についても支援しています。
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